日本の食生活から、世界の「食」の問題を考える。
「世界食料デー」月間2017 10/1-31

「おいしい」から始める国際協力
-西アフリカの食について知り・考える-

vol.32イベントレポート

主催:ハンガー・フリー・ワールド、緑のサヘル
日時:2014年8月2日(土)11:00~14:00
場所:ハンガー・フリー・ワールド事務所

日本ではあまり馴染みのない西アフリカ・ベナンとブルキナファソ。それぞれの国で活動するNGOのスタッフから話を聞いたり、実際に西アフリカの食事を食べたりしながら、西アフリカの食文化や食事情について学びました。(文責:ハンガー・フリー・ワールド)
※「世界食料デー」月間2014のプレイベント第2回として開催しました。

西アフリカの「食」について知ろう

今回のイベントでは、西アフリカ・ベナンとブルキナファソではどのような食材を、どこで買って、どのように調理して食べているのか、まず、それぞれの国で活動するNGOで働く職員がわかりやすく解説。ハンガー・フリー・ワールド ベナン支部担当職員の田村るみは、ベナンの食について話しました。ベナンで一番よく食べられている主食はヤムイモやキャッサバなどのイモ類。日本の杵や臼とよく似た道具でヤムイモをつき、お餅のようにして食べる習慣があることや、キャッサバイモを砕いて乾燥させる加工法などを紹介しました。 緑のサヘル代表理事の岡本敏樹さんからは、ブルキナファソの食について紹介してもらいました。ミレットやソルガム、コメなど主食となる食材の種類は豊富で調理法もいろいろ。しかし、農業で生計を立てている人が多いなか土地の劣化が起こったり、家計に占める食費の割合が高いなか調理に必要な油や燃料の価格が上がったりと、食をとりまく厳しい現状があることも事実。現金収入の向上が解決に向けてのカギになることが話されました。

西アフリカの「食」と日本の「食」との共通点は?

後半のワークショプでは講師の2人から聞いた話を思い出しながら、日本に住む私たちと西アフリカに住む人たちとの共通点を探りました。「主食としてご飯が食べられていることに驚いた」という意見がとても多く、また、参加者の一人から出された「みんなお腹がすく」という発言には、みなさんは大きく共感。ワークショップの最後には、「みんなで食べる幸せを」という「世界食料デー」月間のテーマをどのように実現したらいいのかを、お皿の形をしたメッセージカードに書き込み、テーブルの写真に貼り付けました。 ワークショップの後はお待ちかねの西アフリカ料理を囲んでの食事会。用意された料理にはどんな食材が使われていて、どんな時に食べるのかなどを講師の2人に解説してもらいながら、お腹いっぱいになるまでおいしくいただきました。初めてアフリカ料理を食べる参加者がほとんどでしたが、どれも「おいしい!」と大好評。話を聞くだけでなく実際に食べてみることで、西アフリカの国々がぐっと近づいた一日でした。

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