「食」の問題の解決に向けて、みんなでアクションする1ヵ月。
「世界食料デー」月間2017 10/1-31

アジア・アフリカの大学生と一緒に考える「食」の未来

vol.26イベントレポート

主催:ハンガー・フリー・ワールド
日時:2013年8月27日(火)11:00~14:00
場所:東京ボランティア・市民活動センター

栄養士養成課程に在籍する大学生を対象とした今回のワークショップ。南アジア・バングラデシュ、西アフリカ・ベナン、ブルキナファソ、東アフリカ・ウガンダから来日した大学生も含むハンガー・フリー・ワールドのユースメンバーと一緒に、これからの未来の食卓はどのように変わっていくのか、よりよい「食」の未来のために私たちに何ができるのか考えました。(文責:ハンガー・フリー・ワールド)

※「世界食料デー」月間2013のプレイベント第4回として開催しました。

これからの私たちの食はどうなる?

ワークショプを始める前に、お互いの国についてよく知るため、各国の食文化や食事の様子、それぞれの国が直面している課題について紹介してもらいました。イモや雑穀、食用バナナなど、主食として食べているものは国によってそれぞれ。一方で、野菜などを栽培しているものの食べるためではなく収入を得るために売っている、栄養についての正しい知識を得られないなど、共通の課題についても知ることができました。
その後のワークショップでは、まず、今のままの食べ方を続けると2050年の未来の食はどうなるのか考えました。日本人の参加者からは、「食べ物が畑や海ではなく、工場で生産されるようになるのでは」「肥満や生活習慣病が深刻になるのでは」という声が。また、海外の参加者からは、「今以上に、食べられる食事の量は減ると思う。食べ物があるところにはたくさん集まり、ないところはますます厳しい状況になるのでは」「これから水問題も深刻になると思うので、食料生産にも影響を与えると思う」という発言がありました。

知ったこと、考えたことをもっと伝えたい

未来の食について、考えを深めれば深めるほど暗い表情になる参加者。次に、理想の食について考えました。ここからは一変して明るい表情を見せ、「生産者の顔が見えるものを食べたい」「添加物などが使われていない安全なものを食べたい」「栄養バランスのとれた手作りのものが食べたい」などの声が。しかし、「やっぱり日本食だけじゃなくていろいろな種類の料理を食べたい」という本音も聞こえてきました。「自分たちだけじゃなくて、世界中の人が理想の食事をできるようになって欲しい」という意見もありました。
最後に、未来の食が少しでも理想の食に近づくよう、自分たちに何ができるのか考えました。日本人の参加者からは、「今日知った食の現状について伝えること、もっと考えることが大切だと思う」という声が多数聞かれた他、海外の参加者からは「国の政策が変わるように働きかけたい」という発言も。栄養士を目指して勉強をしている参加者からは、「これから栄養士として社会に出ていくものの、大学の勉強だけではどうしても得られる知識が限られてしまう。今日のイベントで知った世界の食の現状についても、もっと学んでいきたい」という感想が出されました。
グループを移動しながら、アジア・アフリカ各国の大学生と直接話をすることができた参加者。いろいろな国の食事情について知り、これからの世界の食について考える貴重な機会になったようです。

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