「食」の問題の解決に向けて、みんなでアクションする1ヵ月。
「世界食料デー」月間2017 10/1-31

大学生 ユース・エンディング・ハンガー茨城、
TABLE FOR TWO筑波大学 他

vol.13インタビュー

筑波大学で講演会などを開催したユース・エンディング・ハンガー茨城(以下YEH)の荒井ひかるさんとTABLE FOR TWO筑波大学(以下TFT) の中村俊太さん、佐々木めぐみさん、母校の朝会でプレゼンテーションを行った鐘ヶ江美沙さん(明治学院大学)にお話を伺いました。

昨年の「世界食料デー」月間にどんなことをしたのか、それぞれ教えてください。

鐘ヶ江:母校に遊びに行ったらいろいろなチラシが置いてあるスペースがあったので、「チラシを置いてもらえませんか」と先生に話してみました。そうしたら「全校生徒に配ったほうがいいんじゃない」というアドバイスをもらって。教頭先生に許可をもらいに行くと、「配るだけだと捨てられちゃうから、全校生徒に向けて話す方がよいのでは」ということになり、10月の朝会で約700人の中学生に世界の飢餓や食料廃棄の現状についてのプレゼンテーションを行いました。緊張しましたが、生徒のみなさんも、先生たちも真剣に話を聞いてくれました。

荒井:YEHとTFTは2011年から、学生食堂でチャリティメニューを提供したり、写真やレシピなどを展示しています。それが好評だったので2012年は何か1つ大きなイベントをやってみようと、共催で講演会を開催しました。お互いに初めての経験でしたが、いろいろな人に協力してもらえたことで、思っていた以上に大きなイベントになって。「世界食料デー」月間のホームページでも広報もできたので、当日は、東京から足を運んでくれた人もいました。

佐々木:2つの団体でコラボできたこともよかったです。飢餓という同じテーマで活動していますが、TFTの方がどちらかというと参加のハードルが低くて、気軽にメンバーになってくれる人が多いです。一方で、YEHは飢餓や食料問題について真剣に考えている人が多い。簡単な説明文をまとめるにもいっぱいフィードバックをもらえて、刺激になりました。

「何かしたい」と思っても、1人で行動を起こすのはなかなか難しいと思います。一緒に活動してくれる仲間を増やすにはどうしたらいいでしょうか?

荒井:筑波大生の特徴なのかもしれませんが、ガチな話をするのが好きな人が多い気がします。みんなでご飯を食べながらしゃべっているようなときにも、最後には世界情勢の話になったりする。「こんなこと話したら真面目すぎると思われて恥ずかしい」と思うかもしれないけど、話してみると共感してくれる人が出てきて、新しいアイデアが生まれるかもしれない。人に伝えてみることって大事だと思います。

鐘ヶ江:私もまったく同じことを思っていました。口に出してみないとわからない。真剣に話せば、10人に1人ぐらいは耳を傾けてくれるはずです。力を貸してくれる人も絶対にいるので、あまり構えずに、親しい友だちや先生など身近な人から話してみると新しい発見があるかも。意外と家族とか。

佐々木:信頼できる先輩に話してみるのもいいかも。実際に、いいアドバイスをもらえたこともありました。

中村:人に話してみると、たとえ共感は得られなかったとしても、自分以外の人がどんなことを考えているかがわかる。そうすると、どうやったら大学生が周りの人を動かしていけるのか考えるきっかけになるので、イベントなどの企画を考えるときのヒントにもなりますよね。

自分の想いを声に出したことで共感が生まれ、周りの人たちの協力を得て、それぞれの企画を成功させたみなさん。「中高生向けの写真展を企画したい」「SNSを活用して『食』について考えるきっかけをつくりたい」「地域の農家とのつながりを感じられるような企画を学食でできたら」など、今年の「世界食料デー」月間に向けてのアイデアが次々と湧き上がっていました。

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