「食」の問題の解決に向けて、みんなでアクションする1ヵ月。
「世界食料デー」月間2023 10/1-31

食料問題解決に取り組む学生たちの交流会
〜学び合いから広がる新たな取り組みの可能性〜

vol.70イベントレポート

主催:認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド
日時:2023年10月21日 (土) 13:00 - 16:30
会場:ハンガー・フリー・ワールド飯田橋事務所

“「世界食料デー」月間 ” 事務局の認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールドが、10月21日(土)に「食料問題解決に取り組む学生たちの交流会」を開催しました。当日は、食料問題に取り組んでいる学生・社会人7名が集まりました。ワークショップや懇親会を通して、各々の活動や関心事を共有し、「食」を取り巻く問題への理解を深めました。(文責:参加者 馬場 / ハンガー・フリー・ワールド)

交流会の目的

今回の交流会は、他分野・領域で活動している学生同士が学び合うことで、協力の輪を広げ、それぞれの事業や活動を活性化することを目的に開催されました。
食料問題の課題は多様に存在します。最近では、円安で食料品の価格が高騰するなど、日常的に実感している方も多いのではないでしょうか。 今後、より問題が複雑化していくなかで、我々学生が出来ることを増やすためにも同世代のつながりが大切となっていくでしょう。

食料問題の全体像を捉える

当日は、haishop cafeで"食"を通して環境問題に取り組む学生、SDGsコーヒーの販売を行う明治大学・島田ゼミの学生、環境問題に取り組むグリーンピース・ジャパンの職員など、様々なバックグラウンドの方が参加しました。
食料問題に関する話題をつながりを可視化するワークショップでは、新鮮な意見が飛び交い、普段気付かないつながりが挙げられました。 「畜産牛と地球温暖化の因果関係」、「フェアトレードの売り手買い手の情報の不透明さ」など、普段の活動と結びつく課題や取り組みで盛り上がりました。一方で、「ヴィーガンの食文化」や、「食べ残し対策のIT化」など、各々のフィールドから提案される日常に密着したアイディアにも、特色が溢れていました。
そして、関連しているアイディア同士を糸でつなげると、地球規模で起きている問題が、いかに私たちの普段の食につながっているか感じさせるものとなりました。

活動の輪の広がり

ワークショップ終了後、自分たちの活動紹介を行い、持ち寄ったお菓子を食べながら和気あいあいとした雰囲気で交流を深めました。
haishop主催のソーシャル映画祭のおもしろさや、アルバイト先で出来るフードロス対策など、刺激的な話題も飛び交いました。
さらに、「今度ぜひ一緒にイベントしましょう」と参加者が声を掛け合っている姿から、新しい輪の広がりが見られ、実りある会となりました。

「参加者の声」

⚫︎ さまざまな意見交換をすることができ、とても充実した時間を過ごせました。食料問題を考え直す良いきっかけとなりました。
⚫︎ 学生ができる活動がどのようにあり、実際に行っていらっしゃる方からお話が聞けてとても良かったです。
⚫︎ 同世代の方々のさまざまな活動を知り刺激になりました。
⚫︎ 食料問題について取り組む上では、学生だからこそ出来ることも多く存在し、年齢や場所は関係ないということに気付きました。また、同じ目標を持つ同世代の存在は自分が行なっている活動の後押しとなります。

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