vol.11イベントレポート
主催:セカンドハーベスト・ジャパン
日時:2011年9月1日(木)
場所:セカンドハーベスト・ジャパン事務所
食品製造メーカーや農家、個人などから、まだ充分食べられるにも関わらず廃棄される食品を引き取り、それらを児童養護施設の子どもたちやDV被害者のためのシェルター、路上生活を強いられている人たちなどの元に届けるフードバンク活動を行うセカンドハーベスト・ジャパン。今回はボランティア体験として、福島県・南相馬市と宮城県・南三陸町へ向けた食品パッケージづくりを行いました。
(文責:セカンドハーベスト・ジャパン)
※「世界食料デー」月間2011のプレイベント第4回として開催しました
東北へ向けた食品パッケージ
セカンドハーベスト・ジャパンは、通常フードバンク活動を行っていますが、3月11日の東日本大震災以降、日々変化する被災地のニーズに可能な限り答えながらさまざまな支援活動を行っています。そのひとつとして、6月から被災地の仮設住宅に住む方々にお米や調味料などを詰めたパッケージを届ける活動を行っています。この活動は反響が大きく、受け取った方々からたくさんのお手紙をいただいています。 「テレビや新聞で報道されている通りのつら~い毎日でしたが、おかげ様でこの仮設住宅に入居させていただき、今は何とか落ち着き安心できるような毎日に幸せを感謝いたしております。突然今日は大きな荷物が届き、重い箱にはお米などいろいろな食品が。それはそれはびっくり。皆様に心から感謝申し上げます……。私たちも気をとりなおし、おいしい食事に元気でいて、みなさまの御荷物に病気だけはならないようにと毎日願っております……。今日はほんとうにありがとうございました。涙がとまりません。失礼致します」(南相馬市在住の方より)。
暑いなかでのボランティア体験
今回は、「世界食料デー」月間2011のプレイベント第4回として、福島県・南相馬市と宮城県・南三陸町の仮設住宅に住む家庭に届ける食品のパッケージを作りました。企業グループと個人で参加していただいた33名のボランティアのみなさんのご協力で、370箱作ることができました。一箱25kg程の重い箱を運ぶ作業はとても大変でしたが、汗を流し頑張ってくださったみなさま、ありがとうございました。