「食」の問題の解決に向けて、みんなでアクションする1ヵ月。
「世界食料デー」月間2025 10/1-31

保護中: 「食」を楽しく考えるワークショップ
私たちの暮らしと食料問題はどのようにつながる?

vol.78イベントレポート

主催:ハンガー・フリー・ワールド フードシステム変革推進チーム
日時:2025年10月11日(土)14時〜16時
場所: ハンガー・フリー・ワールド飯田橋事務所

認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールドの学生インターン、フードシステム変革推進チームが、10月11日(土)に「『食』を楽しく考えるワークショップ」を開催しました。当日は、食料問題に関心のある10代から20代前半の学生・社会人が集まりました。ワークショップや懇親会を通して、各自の生活と食料問題がどのようにつながっているのか、理解を深めました。(文責:矢代 / ハンガー・フリー・ワールド)

日々の暮らしとつながる「食」を考え直す

イベントの冒頭では、食料問題を個々の事象としてではなく、つながりのある「食料システム」として考えることを提案。その上で、食料の生産から消費・廃棄までに必要なモノを参加型で洗い出しました。「土地、肥料、包装資材、エネルギー、種」などが参加者から挙げられ、多くのモノが食に関わることを確認しました。 その後のワークショップでは、各自が関心を寄せる食料問題がどんな要因の結果として生じているのか、あるいはどのような事と関連しているのかをポストイットや毛糸を利用して可視化していきました。 一人ひとりでは見えていなかった部分も、各グループの中で話しながら手を動かすことによって、新たなつながりを発見することができました。

意見交換で若者のつながりが広がる

ワークショップの後には、任意参加の交流会を開催。参加者が全員残り、年齢問わず、ほぼ全員が初対面にもかかわらず、終始和気あいあいと意見交換ができ、各参加者が新たなつながりを広げる機会になりました。 イベント全体を通じて、解決が求められる食料問題に対して、若い世代の関心が高まったことが実感でき、「機会があればまた参加したい」といった嬉しい声も聞かれました。 これからの活動にも、明るい可能性を感じられる交流会となりました。

参加者の声

  • 遠い世界の話だと思っていた食料問題が、意外と私達に近いところで関係していることを発見し、改めて危機感を覚えた。
  • 言葉や概念だけではわかりづらかったり、見えづらかったりしたことも、図式化することで様々なつながりがわかりやすくなった。
  • 間接的にも直接的にも様々なものが食料問題につながることを見える化したことで、意外と私達の生活と食料問題がつながっているにも関わらず、普段見落としていることに気が付いた。

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