「世界食料デー」月間は、NGO/NPOと国連機関からなる呼びかけ団体が話し合いを重ね、2008年に取り組みを開始。チラシやウェブサイトを作成して共同で情報発信を行ってきました。現在は、行政、企業や団体などにも協力の輪を徐々に広げ、活用できる情報やツールを少しずつ増やしながら、活動を積み重ねています。
2023年
呼びかけ団体2、パートナー団体5、賛同団体47、イベント掲載数10
食料問題の解決に取り組む多様な団体・企業の協働の機会づくりを始め、賛同団体によるイベント共催や学び合いも増えました。SNSでの情報発信、グローバルフェスタ出展、学生交流会、食の課題の収集分析と提言活動など、ユースの活動も活発に。横浜市資源循環局とのオンラインイベントには、幅広い年齢層から参加を得ました。
2023年のパートナー団体
ユナイテッドピープル、Snapdish・肉の日に大豆ミートプロジェクト、honshoku、ER.、Wake Up Japan
2023年の賛同団体
セカンドリーグ神奈川、サルソニード、国民生活産業・消費者団体連合会、クラウドファンディング「For Good」、日本国際飢餓対策機構、世田谷自然食品、関東学院大学経済学部石坂ゼミ、シナジア、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン、食支援ネットかながわ、フードバンクにいがた、ノーペコ ラボ、いばらきコープ生活協同組合、コンサベーション・インターナショナル・ジャパン、APLA、パルシステム千葉、ココ 芦屋ミコラ、沖縄パウダーフーズ、国際農林業協働協会、コープデリ連合会、コープみらい、コープながの、パルシステム埼玉、国際連合世界食糧計画WFP協会、アレックスメディア、WE21ジャパン、明治大学島田剛ゼミ、ななくる、カルビー、ウォーターエイドジャパン、HANDS、グリットウェブ、アイスタ、グリーンピース・ジャパン、京都鴨川商事、ウィザード、こうち生活協同組合、ダイニチ食品、Innovation Design、シンク・ジ・アース、CROSS Business Producers、東北大学非営利組織論ゼミナール、沖縄イーコマース協議会、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、無添加工房OKADA、ワクワクワーク、山田製油
2022年
呼びかけ団体2 特別協力1 賛同団体47 イベント掲載数24
多様な団体・企業が賛同団体として参加。「食」にまつわる課題や活動の多様性が一覧できるコンテンツ「参加団体からのメッセージ」をトップページに公開。プレイベント(第1回、第2回、第3回)や横浜市資源循環局との共催イベントでは、身近な食材やフードロスを入り口に、それらを取り巻くフードシステムに焦点を当てました。
2021年
呼びかけ団体3 賛同団体25 イベント掲載数14
新型コロナウイルス感染症蔓延のため、イベントはオンライン開催に。参加者が質問や発言を気軽にできるよう、オンラインツールを活用し、双方向のコミュニケーションを実現。また、横浜市資源循環局との共催でキックオフイベントも開催しました。
2020年
2019年
テーマ:未来をつくる私たちのアクション 飢餓のない世界は健康的な食生活から
呼びかけ団体4 賛同団体27 イベント掲載数44
「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標の1つである「飢餓をゼロに」と他の目標がどのようにつながりあっているかをテーマとした「食の視点から考えるSDGs」ページを公開。また、学生向けのプレイベント「食べる、を考える1日。横浜から始める、暮らしから始める。ユースによる世界の変え方」を横浜市資源循環局との共催で開催しました。
2018年
テーマ:2030年までに飢餓のない世界は達成できる 私たちのアクションが未来をつくる
呼びかけ団体5 賛同団体30 イベント掲載数65
「世界食料デー」月間の取り組みについて説明し、食の問題を解決するためにできることを考えるプレイベント「ゼロ・ハンガー」に向けたアクションを考えよう!を初開催。参加者から新しいアクションが次々と生まれました。また、2017年に引き続き、横浜市資源循環局との共催でシンポジウムを開催しました。
2017年
テーマ:移住者の未来に変革を 食料安全保障と農村開発への投資
呼びかけ団体7 賛同団体27 イベント掲載数75
2008年から始まった「世界食料デー」月間が10周年に。更に多くの方に食料問題の解決に向けて行動を起こしてもらうために、ウェブサイトをリニューアルしました。また、横浜市資源循環局との共催でキックオフシンポジウムも開催しました。
2016年
テーマ:気候変動 食料・農業も適応を
呼びかけ団体9 賛同団体18 イベント掲載数41
食の問題について考え、一緒に伝えてくれる学生ライターを募集。食料問題の現状や「伝え方」について学ぶ「食べる、を考える学校」を開校しました。学生ライターが取材、執筆した記事を、特設サイト「食べる、を考える通信。」で発信しました。
2015年
テーマ:社会保護と農業:農村貧困の悪循環を断つ
呼びかけ団体9 賛同団体18 イベント掲載数43
歌「ごはんハンハン」を作成し、国際協力イベントでお披露目。小さな子どもから大人まで、幅広い層に世界食料デーについて知ってもらうことができました。
2014年
テーマ:家族農業は未来を養う
呼びかけ団体9 賛同団体18 イベント掲載数51
動画「のこりものがたり」を作成し、より多くの人に食について考えてもらうきっかけをつくりました。 初めて結成した学生ボランティアチームも、活動に大きく貢献しました。
2013年
テーマ:食料・栄養安全保障への持続的食料システム
呼びかけ団体9 賛同団体23 イベント掲載数58
賛同団体やチラシの配布に協力してくれる学校の数が大きく増えました。企業との連携企画も複数実施され、全国で募金を呼び掛けてくれる企業もありました。
2012年
テーマ:「食料価格」-危機から安定へ
呼びかけ団体9 同団体12 イベント掲載数46
食べることは「量」だけでなく、栄養などの「質」を考えることも大切です。栄養士を対象としたイベントを開催したり、献立表や給食だよりにそのまま使える素材を作成したりしました。
2011年
テーマ:飢餓に対して結束する
呼びかけ団体8 賛同団体11 イベント掲載数44
東日本大震災が起こり、多くの人が食べることの大切さに改めて気づかされたこの年。東北へ食品パッケージを届けるためのボランティア体験や、これからの「食」のあり方を考えるイベントを開催しました。
2010年
テーマ:危機における食料安全保障の達成
呼びかけ団体8 賛同団体7 イベント掲載数32
十分に食べられない人がいる一方で、たくさんの食べ物を輸入して大量に捨てている私たち。そこにはどんなつながりがあるのか、解決に向けて何ができるのかを、連続セミナー・ワークショップを通して考えました。
2009年
テーマ:世界の食料安全保障:気候変動とバイオエネルギーの課題
呼びかけ団体8 賛同団体7 イベント掲載数32
ホームページに、食育施設、飲食店など、食に関係した仕事に取り組む方々のインタビューを連載。問題の解決のために私たちは何ができるのかを、身近な取り組みを例に考えました。
2008年
テーマ:「食料価格」-危機から安定へ
2007年から2008年にかけて世界的に食料価格が高騰し、食料危機に。これまでにも世界食料デーの前後に、NGOや国際機関が個別にイベントを開催してきましたが、連携して取り組んでいくための基盤を整えました。