「食」の問題の解決に向けて、みんなでアクションする1ヵ月。
「世界食料デー」月間2024 10/1-31

大学生 「世界食料デー」月間2016 学生ライター
グロンスキーセレナさん、菅田悠介さん、高橋哉帆さん

vol.24インタビュー

「世界食料デー」月間2016では、株式会社電通の協力のもと、伝え方について学ぶ「食べる、を考える学校。」を開校し、ポータルサイト「食べる、を考える通信。」を公開しました。そこに15名の大学生が学生ライターとして参加し、さまざまな切り口から「食」について伝える記事を発信。代表して、グロンスキーセレナさん、菅田悠介さん、高橋哉帆さんの3名にお話をうかがいました。

「食」に興味をもったきっかけは? なぜ学生ライターに応募したのですか?

高橋:小学生のときに「ファストフード」について書かれた本を読んだのが、「食」に興味を持ったきっかけです。ハンバーガーを作るのに使われる水の量などを知り、環境問題、食の安全や飢餓の問題にまで興味が広がりました。自分が食べるものをきちんと選択するようにしたら、家族も徐々に意識してくれるようになりましたが、外では関心のない人も多く、「何もできていない」と思うようになって、もやもやしていました。そんなとき学生ライターの募集を知り、文章を書くのは苦手だったんですけど、勇気を出して応募しました。

菅田:大学1年生の時に「鴨の解体」を体験したことがきっかけです。そのときに、食べ残すということは動物の命を無駄にしていると強く実感し、食べ残しが一切できなくなったんです。友達が残しているのを見るとムカつくようにもなってしまい……。この気持ちをどうしたらいいんだろう、と調べているうちに、このウェブサイトにたどり着きました。

グロンスキー:色々な理由がありますが、根底にあるのはポーランド人の親の存在だと思います。食料配給制度のもと兄弟で1つのパンをちぎって分け合ったという話を聞いて「食べ物を残すなんて考えられない」と幼い頃から思っていました。でも、中学校、高校、大学と徐々に社会との接点が増えていくなかで、捨てられてしまう食品が沢山あることにショックを受けて。「食」を取り巻く幅広い問題に対して、実際に活動している人にインタビューできる! こんな企画は他にない! と魅力を感じて応募しました。

参加してみて、何か変化はありましたか? 「何か始めてみたい」という人へのメッセージもお願いします。

グロンスキー:記事を書く前のインタビューがとても楽しかったです。NGOと国際機関では、同じ質問をしても違う答えが返ってくる。たとえば「飢餓を終わらせる」という同じ目的で活動していても、それぞれの役割が違うことに気づけたのがおもしろかったです。

菅田:それまでは、「伝える」手段というとイベントしか思いつかなかったんですけど、文章でも人の心を動かすことができるんだと気づいて、書くことが好きになりました。最近はブログも始めました。

高橋:私は正直、まだ書くことは好きになれてないです……(笑)。でも、以前は体験したことを自分で吸収するだけだったのが、書くことで自分の体験の一部をより多くの人に伝えられることに気づきました。もし自分一人で何か始めるのが難しいのであれば、似たような思いを持っている人たちに混ざって一緒にアクションを起こしてみる、というのが一番早いんじゃないかな。それができないから難しいのかな。

グロンスキー:私たちが、「何から始めたらいいかわからない」「迷っている」人を対象にしたイベントを開催したらいいかも。

菅田:「迷ったらおもしろい方に進もうよ」と伝えたいです。今は成功してキラキラしているように見える人も、いろんな失敗をしてきていると思うので、積極的に失敗するぐらいの気持ちで、怖がらずに、まず一歩を踏み出してほしいです。

学生ライターの経験を通して、「食」への興味関心が高まっただけでなく、「書く」ことでたくさんの人に伝えることができると実感した3人。学んだスキルを生かして、これからも「世界食料デー」月間を一緒に盛り上げていきます。

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