「食」の問題の解決に向けて、みんなでアクションする1ヵ月。
「世界食料デー」月間2023 10/1-31

SOMPOビジネスサービス株式会社 人事総務部
石井克仁さん

vol.27インタビュー

「世界食料デー」月間に合わせたアクション。企業ではどのようなことができるのでしょうか?SOMPOビジネスサービス株式会社で社会貢献活動を担当する、人事総務部の石井克仁さんにお話を伺いました。

食を見直す機会に

TABLE FOR TWOメニューへの協力や、東北や熊本など被災地の商品を社内で販売するなど、さまざまな社会貢献活動を行ってきたSOMPOビジネスサービス株式会社。2017年10月には「世界食料デー」月間のポスターを社内に掲示したり、複数の事業所で見られるイントラネットでもチラシやイベントを共有したりするなど、さまざまな方法で「世界食料デー」月間について情報発信してくださいました。また、日本国際飢餓対策機構とオックスファム・ジャパンによるフェアトレードの物品販売も社内で実施しました。 このような行動を起こしたきっかけは何だったのでしょうか。「CSRの取り組みの一貫として、下期に予定がなかったので何かないかと探していたら「世界食料デー」月間のホームページにたどり着きました。物品販売ができるスペースがあるから協力を得やすいし、食を見直す良い機会にもなると思い、下期のCSRの取り組みとしてやってみようと思いました」。

社員の変化と自分の変化

初めて取り組んだ結果、どのような反響があったのでしょうか。「まずは世界食料デーの存在を知ってもらうことができました。フェアトレードについてもより理解してもらえたと思います。実際、従業員からも『知ることができてよかった』『食べられることが当たり前でないことに気づいた』という声がありました」。個人的にも気付きがあったようです。「日本では食べ物があふれすぎていて、当たり前のように食べられるので、腐らせてしまうこともありました。しかし、そういうことをやってはいけないと思い、無駄なものは買わなくなりました。今は食を大切にし、ありがたみを感じながら食べています。また、フェアトレード商品には今まで目を留めることがなかったですが、今は自然と目に留まり、買うようにもなりました。家で家族にも共有するようになりました」。
今年は昨年の取り組みに加えて、認証を受けたサステナブル・ドシーフードを使用したエビチリを10月16日の世界食料デーに社員食堂で提供することになったそうです。レインフォレストアライアンス認証を受けているフェアトレードコーヒーの導入も決定。今後の活動の広がりが楽しみです。

インタビュー:日本国際飢餓対策機構

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