「食」の問題の解決に向けて、みんなでアクションする1ヵ月。
「世界食料デー」月間2018 10/1-31

大学生
小尾あさみさん

vol.25インタビュー

大学3年生の時、呼びかけ団体の一つハンガー・フリー・ワールド(以下HFW)のインターンに参加し、「世界食料デー」月間の事務局運営に携わった小尾さん。翌年の2017年には「世界食料デー」月間に向けて全4回のイベントを主催しました。

継続的に活動しないと意味がない

小尾さんが食料問題に関心を持ったきっかけは、定食屋でのアルバイトでした。「手つかずのご飯が毎日捨てられる光景に衝撃を受け、これまで開発途上国での出来事だと考えていた食料問題が実は身近にあると気づきました。自分が捨てている側にいることが嫌で、何かできることをしたいと考えHFWのインターンとして半年間活動しました」。インターン期間中に「世界食料デー」月間の事務局運営も補佐した小尾さん。インターンとして1回だけ「世界食料デー」月間の活動をしたというのでは意味がない、継続して活動をしたいという思いから、翌年には「世界食料デー」月間に向けてイベントを主催することを決意。「『食』を深く考える夜」を全4回で開催しました。「やりたいと思ったのにやらないのはもったいないと考えました。たくさんの人に来てもらうことよりも『参加者に何を考えてもらい何を持って帰ってもらうか』を大切にしてイベントを開催しました」。
イベントでは「そもそもフードロスはなぜいけないの?」をテーマにワークショップを実施。定員オーバーになる回もあるほど大盛況でした。「フードロスについて考える時は『どうすれば減らせるのか』と”HOW”に意識がいきがちだと思います。あまり意識することのない”WHY”を考える機会を作りたくてこのテーマを選びました。開催してみたら、参加者の方からさまざまな答えが返ってきて価値観が広がりました。人が変化する機会を自分が作れたこともうれしかったです」。

自分の思いを人に話すことから

このような経験を元に、「世界食料デー」月間主催のイベント”WORLD FOOD NIGHT 2017” にもプレゼンターとして登壇しました。当日は今回のイベントを主催したきっかけや「何か始めたい」と思いながらも踏み出せずにいる同年代の人へのアドバイスも話してくれました。「『やる』と宣言してしまうことがいいと思います。そうすると、もう実行するしかなくなるので。それから一緒にやる仲間を見つけること。誰かと一緒だと多方面からの視点を持てるので、一人でやるときとは違った新しい価値が出せると思います。仲間を見つけるには、自分が思っていることを人に話すのがおすすめです。考え方も整理できるし、共感してくれる人や『一緒にやろう』と言ってくれる人も見つかります」。
落ち着いた語り口ながら意思の強さを感じさせる小尾さん。「食料問題の解決に直接貢献することは難しいので、食料問題について人に伝えて、気づきを増やす活動をしていきたい」と、社会人になってからも自分ができる範囲で継続的に取り組もうとする姿がとても印象的でした。

インタビュー:本多茜(ハンガー・フリー・ワールド ボランティア)

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